こんにちは、ウルフです。
ミニマリストを目指して大量のアニメグッズを断捨離し、早くも2年が経過。
「オタク×ミニマリスト」というアンバランスな中でも、自分の中でのミニマリズムができあがりつつあります。
今回は、私のミニマリストとしてのふり返りもかねて
オタクである私が、ミニマリストを目指したきっかけとその過程でも話そうかと思います。
「こんな理由でミニマリストを目指す人もいるんだ~」
というような、ミニマリストを目指すあくまで一例として参考にしてみて下さい。
オタクがミニマリストを目指したきっかけと過程
私がミニマリストを目指したのは、お金はないけどアニメの聖地に移住をしたかったからです。
会社を辞めるに伴って、聖地への移住を決意したことが始まり
2019年12月、私は新卒で入社した会社を9ヶ月で辞めました。
当時の私の状況というのは
会社を辞めた上、適応障害、失意と絶望のどん底。
先のことは何も考えていない私は
「何か大胆なことをして、人生を変えたい」
どうせ社会不適合者なんだったら、自分の力で稼いでやろうではないかと考えました。
ただ、自分で稼ぐといっても実家だと集中できません。なので、一人暮らしをすることを決意。
一人暮らしを決意したと同時にあるアイデアが浮かびました。
「そうだ!!ラブライブサンシャインの聖地沼津に住もう!!」
どうせ住むなら、誰も自分を知る人がいないどこか遠いところがいい。
ということで、ラブライブサンシャインの聖地、静岡県沼津市に移住することにしました。
しかし、聖地へ移住するにもお金がない
聖地移住を決意したが、ここで問題発生
引っ越しするにしてもお金がない、、、
引っ越しして一人暮らしをするためには
- 引っ越し代金の平均は50万円程度
- 一人暮らしの生活費は平均15万円
これくらいのお金は必要。それに加えてオタ活費も月2万くらいあるときた
当時の私は貯金もほぼなくて、唯一の資金源が失業保険と少しのボーナス
総額にして、、、25万円くらいですね。
聖地移住どころか、一人暮らしも無理じゃん!!
これじゃあ、近場で一人暮らしするのが限界だ
果たしてどうしたものか、、、
頭を抱えていた所でミニマリストという単語を知る
で、少ないお金で一人暮らしがどうにかならないかとググりまくっていました。
そこで、たまたまYouTubeで見つけたのがミニマリストTakeruさんの以下の動画
ミニマリストの部屋に訪問して、生活費を聞いていくという今ではスタンダードな動画でした。
なんとなく面白そうだから見ていたのですがミニマリストの生活費を聞いた時、衝撃を受けました。
「えっっ?生活費月10万以内で収まるの?というか、ミニマリストになるとこんな家賃の低いせまい部屋に住めるの?」
何もかもが驚きで、脳に電撃が走りました
「これだ!これしかない!!」
他に節約する手段も浮かばないため、私はミニマリストを目指してみることにしました。
オタクが、ミニマリストになれるのか?
ここで大きな問題に気づく、ミニマリストとオタクを比較した時
- 「モノが少ないミニマリスト」
- 「大量のグッズを保有するオタク」
2つが対極にいる存在であるということに。
この事実に気づいた時「あっ、さっそく詰んだ」と思いましたね。
私はオタクであるので、オタク活動やグッズの保有を辞めたくない。
とはいえ、目指しているミニマリストはオタクの対極にいる存在
「オタクにミニマリストなんて無理じゃね?」
当時はそう思っていました。
ミニマリストけんさんに出会い勇気をもらう
しかし、ここでオタク系ミニマリストがいるということを知ります
その名は、ミニマリストけん(@ken_minimalist)
彼は過去100体ほどのフィギュアを保有しつつもスッキリした部屋に住んでいた、まさにミニマリスト的なオタクです。
オタク系ミニマリストのパイオニアに違いない。
彼の思考や考え方を聞いているうちに
「そっか!オタクでもミニマリストになれるし、ミニマリストがグッズを保有してもいいんだ!」
ミニマリストけんさんとの出会いが、私に勇気を与えてくれました。
ミニマリストに近い存在になれて聖地移住を成功
沼津市に聖地移住を決意しミニマリストを目指してから
- オタクグッズを大量に断捨離し
- 部屋がスッキリして見える収納方法も考えた
- アニメグッズが増やさない方法も探した
いろいろと試行錯誤した結果、ミニマリストに近い存在となり、モノが減って、お金が増えて、引っ越しのお金の問題も解決。
見事、聖地移住も成功しました。
以上が、私ウルフがミニマリストを目指したきっかけと過程です。
その後もミニマリズムな精神を継続しており、相変わらずモノは少なめなのでミニマリストを名乗っている次第です。
私にとってのミニマリストは、あくまで手段
ミニマリストを知ってから2年が経過しました。
聖地移住を決意した当時は「ミニマリストになりたい!目指したい!」という意識でした。
しかし、現在では考え方が変わっています。
私の中でミニマリストというものは「なりたい」というモノじゃなくて、あくまでオタ活や生活を快適するための手段に過ぎません。
私がミニマリストを続けている理由
私がミニマリストを続けている理由としては、オタ活をもっと充実させたいからです。
ミニマリスト的な生き方をしていると、生活費が月10万ほどでも生活できます。
生活費が月10万だと
- 月10万をブログで稼いで
- 週に3回のアルバイトでライブ代金を稼ぐ
こんな生活も実現可能です。
社会にも時間にも縛られず、オタ活を充実させることができます。
私にとってのミニマリストはオタ活に時間をかけて充実させるために最適な手段なのです。
20代を過ぎるまでに会社で働くのを辞めて、サイドFIRE的な生き方をする予定です。
ミニマリストは誰でもなれる(オタクでも)
ミニマリストはモノがとにかく少ないというイメージが多いわけですが、別に「モノが少ない=ミニマリスト」ではありません。
結果的にモノが少なくなっているだけであって、ミニマリズムの本質としては
- 質を高めるために
- ムダな大多数を捨て
- 必要なモノのみ保有しておく
モノが多くても、統一されて同じものがたくさんあれば、それはミニマリズムです。
オタクに置き換えると
- 1つの作品、推しキャラのみを際立たせるために
- ラバストや缶バッジなどの細かいアニメグッズを手放し
- 好きな作品の、質の高いフィギュアのみ集めて、それ以外は集めない
オタクでも、これは立派なミニマリズムです。
推しキャラのフィギュアのみに囲まれて生活できるとか幸せ過ぎます。
生活費が低いから、アニメグッズへ投資(浪費)をしても良い感じに中和されます。
実は「オタク×ミニマリスト」はバランスの取れた最高の組み合わせなんじゃないか?と最近は思います。
ミニマリストに出会い人生は明らかに変わった
ミニマリストを目指したきっかけは「聖地に移住したい」というようなオタク特有の欲望丸出しな理由。
しかし、きっかけはなんであれミニマリストと出会い明らかに人生は変わりました。
もし、ミニマリストを目指している人の中で
「ミニマリストになれるのかな?」
「自分はミニマリストほどモノを減らす自信がない」
という人も迷わず、目指してみてほしい。
ミニマリストを目指した過程で培った思考や知識は必ず役に立つし、ミニマリストは快適に生きるための手段に過ぎないのだから。
てな感じで記事は以上です。
ご清聴ありがとうございましたm(__)m