- フリーランスを目指そうとしている人
- フリーランスになるために会社を辞めようとしている人
こんにちは、フリーランスになりきれなかった漢ウルフです。
ビジネス系インフルエンサーが増えてきた影響で、フリーランスという言葉をよく耳にするようになりました。
X(旧:Twitter)上でも名前やプロフ欄でやたらフリーランスをアピールし「俺、自由で縛られない働き方してるぜ….その方法を教えちゃうぞ!」というアカウントも増えてきました。
スゴイと思う反面、SNS上でフリーランスが横行しすぎてもはや怖いですよね笑
ちなみに、みなさんフリーランスと聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか?
大抵の方はX(旧:Twitter)上のキラキラした人達を目の当たりにし
- 時間と場所に縛られず自由に働ける
- 会社員より稼げる
- 人と会話しなくていい
といった感じのイメージを持つ方が多いかと。
しかし、フリーランスはそんな甘いもんじゃありません。
やってみるとわかりますが、決して楽ではないし、稼げるまで尋常じゃない努力も必要です。
良い部分だけに目を向けて見切り発車でフリーランスになると、私のように精神的に追い詰められていきます、、、
というわけで今回は自分への反省文も兼ねて、見切り発車でフリーランスになりたい漢の追い詰められていく過程を紹介していきます。
逆に言えば、マネをしなければ最悪を回避できるということだ。反面教師にでもしてくれ!
ただ、未経験フリーランスで月5万稼ぐことはできました!
【実体験】見切り発車でフリーランスになった漢の追い詰められていく過程
フリーランスになった漢の追い詰められていく過程は以下の通りです。
- 活動資金確保のため借金40万
- 活動集中のためバイトを辞める
- 稼げてないのに自称フリーランスを名乗る
- フリーランスとしてちょっと稼げる
- 案件が継続せず、生活がヤバいから追加で10万の借金
過程を見ると、非常に愚かな行動ばかりしていることがわかる。ただ、こういったヤツは普通にいると思うから、自分にも当てはめて考えてみてくれ!
活動資金確保のため消費者金融で借金40万
フリーランス活動するためには、時間を捻出するための生活費や教材費…など活動資金が必要。
てなわけで私は腹をくくり、消費者金融にて40万円ほど借金をしました。
借りた場所はプ〇ミス
正直めっちゃ怖かったし、入るときめちゃくちゃ人目が気になったけど
「俺は絶対にフリーランスとして成功するんだ!」という覚悟と謎の自信があったので、返済プランやシミュレーションを綿密に練ってから勇気を振り絞って借りました。
ちなみにこの時の私のスキルは、HTML/CSSを使って簡単なページを作れる程度。
基礎しか終わってないし、5万すら稼げないレベル感です。
この見切り発車が地獄の始まりだというのに、、、、
人って、覚悟と不確定な自信だけでは飯は食えないんですよ。
活動に集中するためバイトを辞める
借金をしていろいろと吹っ切れた私は、あろうことか
唯一の収入源であるコンビニアルバイトを、12月いっぱいで辞めることを伝えました。
理由は3つ
- 自分を追い込んだらなんとかなると思っていたから
- Web制作を3ヶ月学べば月20万は楽勝だと思っていたから
- バイトをするのは時間のムダだと思っていたから
当時の私は、インフルエンサー達の言葉を鵜吞みにし過ぎて
「自分を追い込んだら確実に結果は出るんだ!じゃあ自分も追い込んだらいけるじゃん!!」
という極端な結論に至りました。
ちなみに、この時は1円も稼げてないし貯金も5ヶ月ギリギリ生き延びれる程度。
なんにも結果を出せてないのに、大口だけは叩いているというね。
愚かだ、、非常に愚かだ、、、
大して成果は出ていないのに自分で退路も資金源も絶つなんて、、、
当たり前ですが、インフルエンサーが悪いのではありません。
言葉を鵜呑みにし極端な行動をした私が悪いのです。
ですが、私のような人ってわりと多いと思いますよ、、、そこのあなた!思い当たる節はありませんか?
稼げてないのに自称フリーランスを名乗る
で、バイトを辞めたのにもかかわらず。
私は自称フリーランスを名乗って活動をしていました。
フリーランスを名乗っているのにも関わらず。
- 1円も稼げず
- 営業活動は冷や汗をかいて寝込む日々
- 借金が40万
といった感じで、口だけの自称フリーランス(笑)のクソニートになりました。
バイトを辞める時
「稼ぐための準備が整ったので、そちらに集中します」
というように、かっこつけた言葉を言ったのに情けないにもほどがある。
自分で退路を絶ったのに、な~んにもやる気が起きず、気力も湧かず、成果もなく、収入源もなく
「ヤバい、、、貯金がもうギリギリだ、、、」
ただただ、精神的にも金銭的にも追い詰められていきました。
稼げていないのにフリーランスを名乗っている愚か者の誕生です。
フリーランスとしてちょっと稼げる
流石にヤバいし人生詰むと感じていたので、鬼のように行動しまくりました
営業を1ヶ月足らずで累計100件くらいこなし
夜勤のバイトを始め
夜とか普通に眠れない日が続き
100円の総菜パンに一喜一憂
不安過ぎて朝起きた瞬間からもう病んでる
そんな精神崩壊寸前の生活を2週間送った結果、フリーランスとしての案件が取れてちょっとだけ稼げるようになりました。
案件は合計3件くらい受注し、額にして約15万円くらい
フリーランスとしてもなんとか生計を立てていけそうな金額で一安心。
しかし、世の中そんなに甘くないことを私は知ります、、、、
案件が継続せず、生活がヤバいから追加で10万の借金
案件を受注するも、案件が継続しません。
「え?聞いていた話と違う?3件くらいあれば継続案件もあるんじゃないの?」
案件の評価全て星5をもらったのに、、、聞いてた話しと違う!
私はとても混乱し焦っていました。
しかたがないから営業を再開したわけですが、当時はフリーランス全盛期のためライバルが増え、案件取るだけでも苦しい状況に。
しかも、ただただ消耗しそうな「10ページ、デザイン&コーディング、5万」とかいう低単価案件が増えるという、、、なんなんだこの地獄は。
知ってますか?人間ってお金に余裕がない時ほど焦って怒りっぽくなるのですよ。絶対にダメなんですけど、お客の少し無茶な要望に対し怒り混じりに話してしまいます,,,,,
お金ってマジで大切。
余裕がない時ほど冷静さを欠いて、余計な行動をしがちです。
結局案件が1つも取れず、生活もままならなくなってきたので、泣く泣く追加で借金10万をしました
これで借りた総額は計50万円、利子込みで60万の借金です。
追加で借金をした時、あまりの情けなさと、惨めさで泣きまくって、質の悪い酒を浴びるように飲んでいました。
….といったように、フリーランスを目指した私は、泣きじゃくって借金を追加投入するまでに追い詰められましたとさ。
見切り発車でフリーランスになった漢の末路
ここまで聞くと「フリーランスを目指し追い詰められた人の末路はどうなっちゃったの?」という話かと思われますが、ご安心ください。
その後は資金源確保のため就職をし、借金50万も全て返済し終え、現在は社会復帰して3年目となっております。
お金に余裕もあり、楽しんで仕事をしており、ストレスもほぼありません。
あんなに追い詰められて人生詰みかけたのに、今はこうして幸せにブログを書けているのですから人生何があるかわかったもじゃありません。
借金完済と社会復帰の心境と語った記事はコチラ
フリーランスの経験は活かせている
追い詰められた記憶しかないフリーランス時代の経験というものは、仕事で活かせています。
- 営業のコミュニケーション
- 行動力
- プログラミングスキル
- Web制作スキル
- いざという時のメンタル
- 問題解決能力
などなど、フリーランス時代に培ったものは仕事のどの場面でも力を発揮してくれています。
決してムダにはなっていません。
まさか、フリーランス時代のあの辛い経験がこんなにも仕事に役立つなんて、、、
フリーランスになったことに後悔はない
フリーランスを目指し追い詰められた経験がありつつも、私は後悔というものが全くありません。
なぜなら、自分で選んだ道だから。
自分で選んだ道には自分で責任を持つし、フリーランスは納得して覚悟を決めてやったことです。
それに、フリーランスで学んだできごとを仕事に活かすこともできています。
「全てが自己責任になる」という経験を得られることが、フリーランスになる上での大きなメリットかと思われます。
フリーランスを再び目指したいと考えている
私は人生詰みかけた経験もありますが、フリーランスを再び目指したいとも思っています。
この考えはここまで記事を読んだ人や一般の人からは理解されないかもしれません。
でも、フリーランス時代なんやかんや楽しんでいた自分もいるんですよね。
人生詰みかけた状態でも楽んでいた私はある種の変態かも。
そういった変態こそフリーランスが向いているのかもしれません。
ただ、お金に余裕がないと人はおかしくなっちゃうから、次はもっと入念に準備をしてからフリーランスになれるよう準備していきたい次第ですm(__)m
もし需要がありそうなら、フリーランスになっても失敗しない方法の記事を書いていきます。
私はそれでもフリーランスを推奨したい
フリーランスになって追い詰められてしまった私ですが、フリーランスを目指すことを強く推奨したい。
フリーランスというものは
いい意味でも悪い意味でも自由で
働く場所を選ばず
会社員よりも稼げる可能性があり
全てが自己責任
という素晴らしい働き方。
私の場合はやり方を間違えてしまっただけで、正しい手順をふめばフリーランスになっても快適に自由に過ごすことができると考えています。
なので、フリーランスを目指したいのであれば、私の経験を反面教師として目指してみて下さい!
コチラの記事も合わせてどうぞ!